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■木の家のススメ
Wood Like Style
「リフォームして木の家に住むこと」
今、「終(つい)の住処(すみか)」を手に入れたいと考えている中高年層のおよそ半数がリフォームを志向していると言われています。それまで暮らしてきた住み慣れたわが家を耐震的にも省エネ的にも向上させて、健康で安全な家にリフォームする人が増えてきています。もちろんリフォーム志向の増加は中高年層に限ったことではありません。宅地価格に対してタダ同然の上物の中古住宅を手に入れたり、既存の新築マンションに満足のいかない若夫婦が築40年の古いマンションを購入し、地元の木をふんだんに使って自分らしい住まいに作り直すといった例も決してめずらしいことではなくなってきているのです。そして、最近のリフォームで注目すべき点はリフォームを志向する人たちの多くが木の潤いのある住まいへの改修を求めているということです。こうした自然志向型のリフォームは住まい手の安らぎや健康に影響を与えるだけではなく、国産材を使うということによって日本の山や森林を守り伝えていくことにも繋がっているのです。また、リフォームは自分に許された予算の範囲で好きな時に必要な部分から進めることができ、すべてを一度にやらなくてもイイという利点があります。その一方で、自宅を改築したり中古住宅を手に入れて改修する場合に、その住宅のどこがどの程度傷んでいるのか、どのようにすれば信頼のおけるかたちで改修を進めることができるのかという知識については、まだまだ浸透しているとは言えない現実があるのも事実です。

「リフォームで森と木の文化を再び日本人の暮らしの中に」
森と木の文化というものが、かつては日本人の暮らしの中に深く息づいていました。しかし、現代人の住まいにおいて木のある暮らしは忘れ去られ、継承されるべき森林や木の文化と人とのかかわりが薄らいできています。リビングや台所の愛着を感じられない壁紙や、天井の無機質なボードを取り外して、地域の山の木を暮らしの中で使ってみてください。木の温かな肌合いや香りが心を穏やかにしてくれるだけでなく、その木が育った山や森の姿を心に描きながら暮らすことができるはずです。木造住宅はもちろん、ハウスメーカーの鉄骨・コンクリート住宅も、さらにはマンションもリフォームで「木の家」に生まれ変わります。
■くらしのタネ
「住まうこと、暮らすこと」

50年住み継がれた家の天井や床をはがす時には、50年分の埃が舞い上がります。そこには確かに暮らしの記憶が存在します。
そんな暮らしの断片を残した住まいに暮らすということ、物語をつなげるということ。
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